9/16に今年も【由良町少年柔道大会】が開催されました。
昨年のこの大会で、個人戦女子1・2年の部で銅メダルをゲットしていましたが、今年は団体戦の低学年の部でなんと準優勝!!銀メダルをいただきました!!~ヽ('ー`)ノ~
でも色々とありました・・・。
3年生の我が娘は開会式中に貧血を起こし、顔は真っ青で、「気持ち悪い・・・」
試合の始まる直前(4試合目で助かった)まで横になっていましたが、唇まで青いし。
1回戦に勝てば銅メダルがもらえるのは本人もわかっていたので、1回戦は絶対に出たいと言っていました。
試合はふらふらしながら何とか引き分け、団体でも大将戦を制し2回戦に進出しました。

<ふらふらしながらも奮闘中の娘(左側の紫帯) その左に座っているのが瀧川先生>
2回戦の前、娘は気分も悪いし銅メダルをもらえる安心感(?)からか、もう出たくない、しんどいとのこと。
それを聞いて僕は、顔色は悪い、娘も出たくないと言っている、1回戦出ただけでもよくやった、と思って2回戦からはもう棄権しますと先生に伝えました。
ところが先生は、
「礼をして、すぐ投げられたらいいから」
と2回戦も出るように勧めます。
娘の顔をじっと見て、
「お父さんとお母さんがおるからちょっと甘えとるな~。」
「うん、この顔なら大丈夫。」
おお~、そうきましたか。
先生の話を聞いて本人もどうしょうかな?という感じになってきたので、
「すぐ投げられたらいいから、行っといで。」
ぼくもちょと背中を押してやしました。
娘の性格的にすぐ投げられるなんてありえない、と思っていましたが、案の定、危ない場面もありましたが、何とかこの試合も引き分け、団体でもまたもや大将戦を制し何と決勝進出!!
もしも娘が棄権していたら余裕で負けているところでした。(^_^;)
決勝では娘も団体でも、あと少しのところで負けてしまいましたが、決勝戦という舞台でメンバー全員、全力で試合をしていました。

<表彰される滝川柔道場、低学年の部団体戦のメンバー。緊張してる?>
さて、娘の体調ですが、夕方帰る頃には本調子ではないものの元気になっていました。
人間の身体が心の付属物というのが良くわかります。
また、子供のことは親が一番良く分かっているというのも、ちょっと違っていました。
今回は子供や親が、「ここまでしかできない」と線引きをしていたのですが、先生がその一歩先、あと少しだけやってごらん、やれるよ、と言ってくれたおかげで、「ここまでしかできない線」はもっと先にあることがわかりました。
「あの時、あそこまでやれた。」
娘にとっては銀メダル以上に価値のあるものではないでしょうか?
すぐ忘れる? いやいや、こんな体験が血となり肉となり、知らず知らずのうちに成長していくのだと思います。

<銀メダルをもらってニコニコの娘。それ以上のものをもらっているとも知らず・・・>
ところで、この大会は個人戦もあるのですが、団体戦で準優勝したメンバーは個人戦ではひとりも入賞ならず・・・。。。。(〃_ _)σ∥
これも不思議なもので、運とか組み合わせもあるでしょうが、やはり団体戦はチームワーク、チームとしての結束力、勢い、などではないかと思います。
柔道は個人競技と思われがちですが・・・。( ̄ー+ ̄)ニヤリッ

<愛すべき滝川柔道場のみんな。保育園の子がいっぱい!!>
なんか、いい感じです。
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