上門農園【南風の里みかん】11/13の様子
<南風の里みかん栽培担当の上門孝年>
今年も上門農園の【南風の里みかん】の栽培は、土作りに重点を置いてやってきました。
もう何年も除草剤を一切使っていませんので、固かった土がフカフカしています。
夏場の山の斜面での草刈りは大変な労力ですが、今年もやりきりました。
また、肥料ではできるだけ有機質にこだわり、魚粉などを中心としたものを施肥しています。
樹の細根の発達を促し、甘いだけではなく、コクのある美味しいみかんを作るのが目標です。

<除草剤を使っていない地面はフカフカしています。>

<掘ってみると刈った草が堆積して土になっています。>

<急斜面の段々畑。草刈りもですが収穫も大変です。>
ですが…、自然を相手にしていることなので、やはり味の方は天候に大きく左右されます。
8月お盆過ぎ~9月にかけての台風や豪雨の影響もあり、さらに10月になっても雨の多い日が続きました。
その結果、美味しみかんを目指している我々にとっては、今のところ、正直言って全体的に糖度・酸度とも例年よりも低めで、マイルドな味になっています。

<今年は大玉傾向で、L玉中心か!?>
今後の天候次第ではまだまだ美味しくなる可能性もありますので、最後まで気を抜かず、一生懸命収穫し、心を込めて箱詰めしてお届けしたいと思います。

どうぞ、今年の【南風の里みかん】をよろしくお願い申し上げます。
上門農園 上門孝年
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