中学校PTAの会長のひとり言今日はPTA会長のひとり言です。
と言ってももう4月ですので元会長ですね。(笑)
3/9に卒業式があって祝辞を壇上でしゃべってきました!!
今回は入学式の反省を生かし、一週間前には原稿を書いて、練習しては言い回しなど原稿を書き直して、また練習して・・・。
さらに前日は、来賓席から立ってどことどこに礼をして、壇上に上がりまた礼をして・・・などなど、完璧な練習をして挑みました。( ̄ー+ ̄)ニヤリッ
おかげでほとんど原稿を見ることもなく、子供達や保護者に思いを伝えることができたのではないかと思います。
まあ、PTA会長を引き受けた時からずっと、この卒業式で何をしゃべるかというが頭の片隅にあったので、無事に終わりホッとしています。(^_^;)
「PTA会長の挨拶なんて誰も聞いてないよ~。」という声も一部にありましたが、卒業式が終わって何日か経っても保護者の方や先生方、他の来賓の方からも声をかけていただいたので、皆さんけっこう聞いているんですね。
練習しといて本当に良かったです。(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
さて、この時期になるとなぜかPTA活動がネットを中心に悪く書かれます。
「強制的に加入させられた」
「意味なくタダ働きさせられた」
「行事に参加しないと仲間外れにされた」
などなど。
ここ和歌山県有田川町の金屋中学校では、PTA活動(有田川町では育友会活動と呼ばれています)について特に問題があるとは聞いた事がないです。
役員でも活動は主に夜か休日で、何日かは仕事を休だこともありましたが、それも朝だけだったり半日だったりで。
忙しい人は参加しなくても大丈夫です。出席も取らないし。(笑)
まあ、都会と田舎でも違うだろうし、学校によっても違うだろうし、一概には言えませんが・・・。
PTA活動って何だろう?
新しくPTAの役に選ばれた、入学してPTA活動に不安がある、というような方は僕が学校の広報誌に載せた文章があるので、ぜひ読んでみてくださいね。
『育友会活動』⇒『PTA活動』に変換してお読みください。m(__)m
********************************************************
昨年の四月に育友会会長になってからというもの、学校行事に関わることが多くなりました。そこで見る生徒たちはどの子もキラキラと輝いていて、子宝とは本当によく言ったものだと感じています。この宝物である子供たちが一人一人の個性を伸ばし、素直にたくましく育って欲しい、これは誰もが願うことではないでしょうか。
子供が大きくなって行動範囲が広がってくると、保護者だけではなく、学校や地域社会における子供の育つ環境の重要性が増してきます。その環境は学校の先生や行政だけで作られるものではなく、我々保護者はもちろん、地域の大人みんなが作っていくものなのです。そしてその一環として育友会が存在します。
『育友会活動』=『子どもが育つ環境づくり』とも言えそうで、何やら面倒だと感じていた育友会活動も、我が子が育つ環境づくりと考えれば印象も変わってきますね。元々難しいことはなくて、授業参観やソフトバレー、親睦会なる飲み会もお母さんたちの女子会も、全てが育友会活動です。(後略)
*********************************************************
僕は福岡県の出身でこの金屋中学校の卒業生ではないのですが、他校から来られた先生も感心するくらい生徒が素直で可愛らしく、本当に良い中学校なんです。
自分の子供は26歳の長男を筆頭に、中3の娘で三人目です。
この間、鳥屋城小学校や金屋中学校の育友会活動にかかわる中で、親同士がとても仲が良いなと感じていました。
親同士の仲が良かったら、その子供のこともよく分かっているようで、お母さんたちの話を聞いていると、よくそこまで知っているなと感心させられることが多々あります。
子供にとってはあちこちに自分を知っている人がいて、親だけで子供を見ているのではなく、地域で子供を見守っている、ということになっているのです。
親同士の仲良しが地域の仲良しになって、その中で子供を見守り、子供が素直に育つ。
もちろん、先生方のご指導のおかげもありますが、この仲良しこそが金屋中学校の秘密なんじゃないかな、と考えています。
つまり『PTA活動』=『仲良し』=『子どもが育つ環境づくり』となるわけで、いがみ合ったり仲間外れにするようなPTA活動ならやらない方がいいかもしれません。
だってそんなので子供が育つ環境づくりなんてできるわけないですから。
学校によってPTAの規模も違うしシステムも違うしで、全国には様々なPTAがあると思います。
でもどうか、子供が育つ環境づくりのため、仲良しになるためにPTA活動がある、ここだけは忘れないで欲しいものです。